しかし、「ただの爺さんじゃない」ってことが脳内インプットされてしまってるので（笑）、しがないアジア系の小チンピラ達（やってることは悪いけど、タオを仲間に入れたいからあそこまでするの！？こいつはあんまり役に立ちませんぜ？）を相手に、あそこまでのカッコいい死に様を見せられたことが、なんか逆に後味わるくて・・・。

映画も「教育的」な作為全開で、萎えたまま高揚し切れなかった。 事前にレビュー読んじゃって期待しすぎたのか、この映画に5点つける人とのあいだには、乗り越えられない「深くて暗い川」がある気さえします（笑）。

とにもかくにも、タオにもっと魅力があったなら（少なくともチンピラが仲間に欲しがる何か）、すこしは説得力あったのに！！！！！！

辛口になっちゃったけど、ワタシはイーストウッドを心から好きなんだよ〜〜〜〜。