この映画を人に薦めるか？と聞かれたら、きっと「薦める」と答えるだろう。 だって悪い作品じゃないからね。

退屈せず楽しめたし、所長の奥さんが治るとこなんかはちょっと泣いちゃったし。 ネズミは可愛かった。潰された時は心臓止まるかと思った。潰したクソ坊ちゃんに殺意すら感じた(笑)。

一緒に働いている人も、みんな良い人でねえ(前出のひとり以外)。デビット・モース好きだなあ。

でも、点数をつけるとしたら、５点満点のうちの３点なんだよね。初めは２点にしようかと思ったくらい。

この「う〜〜〜ん…」はいったい何なのかしら…？

感動させようとして作られたものに、思うつぼですぽーんとはまることへの抵抗かも知れない。

「よく出来た映画」。でも、主題っていうか、この作品が抱えている本質的なテーマに対しては、作りがやっぱり安易なんだと思う。

そこの「ずれ」が、どこか冷めた視点を見るものに持たせる。 簡単に言うと「あざとい」ってことになる…？

あと、つっこみたくなる場所がわりと多いのも、冷めさせる理由にはなってますね…(笑)。