[コメント] リチャード・ジュエル(2019/米)
FBIもさることながら、「メディアスクラム」恐ろしい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
テレビや新聞雑誌の「取材」と称して、事件のおきた場所や、家中の人の元に、メディアが「うわっ」と押し掛ける。連日そういったものが報道されて、TVを見る私たちは「その人」がもう「犯人」だと思い込んでしまう(思い込まされてしまう、ではない)。
その後、逮捕されるものもあるが、その後に別の人が逮捕されたりする「完全冤罪」のものもあり、「松本サリン」や「香川坂出殺害事件」などは、もう本当にマスコミのひどい報道が問題になった。そして興味がなくなると、さーっと潮が引くみたいに、いなくなる(紀州のドンファンなど)。
と、話題が映画じゃなくなってしまったが、そんなことをず〜っと考えながら、映画を見ていた。どこの国もそんなもんなのかもしれない。
だから、そういう事件をこういった形で取り上げることで、「メディアの被害者」の「名誉回復」ができるのなら、この映画は意義があると思う。
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