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[コメント] アガサ・クリスティー ねじれた家(2017/英)

アガサ・クリスティーの傑作推理小説が原作ということだが、原作は未読です。グレン・クローズの演技がやっぱりすごいですね。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







原作小説はいわば「古典」に近く、現代の感覚でいうと少し物足りなくなってしまう感じを受ける方が多いと思う。次々に事件が起きるわけでもないし、トリックの謎を解くような部類ではないし。どちらかといえば、「ドラマ性」重視のミステリー。ある意味2時間ドラマ的な部分もあり、登場人物がすべて怪しいという人間関係の「紐解き」がカギとなる。横溝的なストーリーテリングでの演技合戦になり、そうなると「探偵役の物足りなさ」と「グレン・クローズのすごさ」が顕著。(つい、横溝作品なら「あれ」とか「あれ」のように・・・と書こうとしてしまったが、それがすごい犯人さがしのネタバレになるからやめました)

途中、殺された大富豪と、元恋人に調査を依頼した孫娘ソフィアの「関係」を勘ぐったのだが、それは考えすぎなんだろうか?

(評価:★4)

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