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[コメント] ベロニカとの記憶(2017/英)

ジム・ブロードベントが「痩せた?」とかの第一印象。そして40年前の秘密は、いろいろ仕掛けがあって、なるほど?とはおもった。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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冒頭で、「ベロニカ」と「セイラ」の二人が誰なのか、ちょっと混乱した。「あれ、さっきパーティを抜け出して出会ったのは、ヴェロニカだよな?セイラって母?と言われても若いし。(まさか後妻さん?というわけではなさそうだし)。トニーと家族の会食でも、彼に気を引く素振りだったし。家庭に縛られるストレスで、若い男に心がざわめくのか。

とはいえ、最後になって、ようやくなるほどと思った。思ったが、トニーとベロニカが別れて、エイドリアンと付き合って、そこから、「自殺」までの謎、手紙、日記帳、そして現代パート。俳優陣は素敵だし、演技もいいのに、あまり見終わった後の印象は、「心が晴れない」。晴れないままエンディング・なんか燻ぶったまま終わってしまった。結局、日記帳は?いいんかい?

ランプリングは、さすがの存在感。他の女性陣もいいですね。元妻が一番冷静に全体を見てましたね。それに引き換えトニーは、だいぶ情けない。過去のあの手紙も、今のストーカーのごとき振る舞いも。ブロードべントは「ムーランルージュ」「ブリジットジョーンズ」の頃はかなり恰幅のよい印象だったが、だいぶ痩せたように見えた。もちろん15年ぐらい前と比べたら、そうみえるのは当たり前かも。

(評価:★3)

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