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[コメント] オン・ザ・ミルキー・ロード(2016/セルビア=英=米)

監督であり、俳優であり、音楽家でもあるエミール・クストリッツァ。とっても愛おしい映画を作ったな!
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







飄々とした立ち振る舞い、どこか憎めない風貌、実は『SUPER8』しか今まで見たことなかったが、好きになりました。

いっぱい動物が出て、いっぱい砲弾が飛び交って、きっと愛する故郷の国は美しくも荒廃している。

村を丸焼きにしてしまった展開は、いろんな「想い」があってのことだったと思います。

第二次世界大戦やホロコーストを描いた映画はたくさんあっても、この地域の戦争に関しては、あまり描かれていない。ほんの20年ぐらい前のことなのに。この映画は、まだ「ユーモア」たっぷり作られているので、まだ見ていられるが、『セイヴィア』という映画を見たときの衝撃は背筋が凍る思いでした。

村人はみな愛すべき人たちで、そしてモニカ・ベルッチは50を過ぎてもなお美しい。でも「妹」も素敵ですね。

(評価:★4)

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