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[コメント] クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016/日)

今回の注目は、脚本劇団ひとり。監督との共同脚本なので、どの程度書いたのか判らないが、ちゃんと笑いと、泣きと、充分に楽しめる出来と思ったので、成功していると思います。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







大人が楽しみにしている「しんちゃん映画」。おそらく「オトナ帝国」「戦国大合戦」からの延長で、なんだか「泣ける」ものを期待してしまうので、本来のしんちゃんの持ち味ではないとは思うが、年に1回の映画なんだから、そこは特別なお楽しみがあってもいいと思っている。ここ最近では「ロボとーちゃん」が素晴らしかった。

今回は「夢」をテーマに、なかなか面白い展開でした。子供たちの夢の大きさ、豊かさ、鮮やかさ。対称的に大人たちは、ちっちゃい夢にしがみついている。大人だって大きな夢を持ってるんだよ!本当は。でもこの映画ではこれで正解。

で、今回はしんちゃんよりも、ネネちゃん、ひまわり、そしてみさえ。この3人に活躍の場があったのが印象的でした。ネネちゃんのサキとの「女の子同士」の関わり、巨大ひまわりの大活躍、そして、最後のみさえの「母として」の想いが、泣けるじゃないですか。しんちゃんが大暴れしておしまい!にならずに、最後にそれを持ってきたところは素敵です。

お約束!として、昨年活躍した芸人さんが特別出演をする事が多いけど、ちょっと安村スベってたし、なぜに城咲仁?。まぁ「お約束」だから大目に見よう。

(評価:★4)

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