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[コメント] 大いなる陰謀(2007/米)

ある種の漫才。ボケ(トム・クルーズ)とツッコミ(メリル・ストリープ)の丁々発止。教授と学生のかみ合わない会話は「被告と検事」。二人の学生(ペーニャとデレク)と教授とのやり取りだけが「会話」になっていた。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







大物が3人並んでる割には、舞台は「トム議員の部屋」「教授の部屋」「教室」「青年の部屋」「メリルの会社の一室」、あとは「真っ暗な雪の中」と「ヘリの中」と「作戦司令室」。実にそこにお金をかけていない。戦争だって、雪のシーンだけ。ちょっとびっくり。「そういう切り口」の映画もありなんだが、なんだか「歯がゆさ」が強く残るのは何故だろうか。

おそらく「オスカー獲る気まんまん」だった気もするんだけど。

ちなみに学生の役名「トッド・ヘイズ」、どっかで聞いたことあるんだけどなぁ、って思っていて、トッド・ヘインズと間違えていた(『アイム・ノット・ゼア』の監督)。紛らわしいな。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)デナ

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