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[コメント] アンダルシアの犬(1928/仏)

コレハ攻撃する詩。迫るまなざし。意味ヲ求めず、解釈に悩まず、タダ視感し、視姦し、震撼すれば「吉」。‥‥私には、引っ張られるダリの表情だけでもロルカなシュール。
パッチ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ワカラナイ。

わかる必要はない?

すくなくとも、私には、

ブニュエルとダリの頭の中なんて

わかりっこない。

冷淡で妥協のないレアリズム。

ダリの狂気、幼児性。

ブニュエルのまなざし。

ナントハナク、「箱」「虫」「屍」へのこだわりに感じ入る。

「縞模様」が気が気でない。

喜劇で悲劇。伝統的で破壊的。

表現の可能性をカノ枠から解き放った。

映画の体系を打ち壊す力が、

この時スデニ潜んでいる。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (7 人)くたー[*] 甘崎庵[*] NAMIhichi[*] 水那岐 かっきー[*] tredair[*] ボイス母[*]

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