[コメント] アザーズ(2001/米=仏=スペイン)
恐怖、支配、静寂と混乱、そして救い。唸るドアノブとニコール・キッドマンのヒスっぷりは、なるほど「ゴシック」の名に恥じないインパクト。が、アメナーバル(もしくはトム・クルーズ)の厚顔、キッドマンの化粧も恐るるに足らん。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ほとぼりが冷めてから再鑑賞。時代を異にしていたら、こんなに否定論を巻き起こす事もなかったのであろう。 ネタも読みきれる範疇の設定だが、恐怖、支配、静寂と混乱、そして救いなどを織り込んでちゃんと「怖い」映画として成り立たせている。
しかし製作のタイミングが最悪だよね。アレハンドロ・アメナーバルのスタジオのドアの向こうが、かの映画のスタジオ(そして世論)という感じか。冷たい言い方をすれば、「アメナーバル(もしくはトム・クルーズ)の厚顔、キッドマンの化粧も恐るるに足らん」というところか。
ああキッドマン様、その美貌であってもうちのドアを突然ガチャガチャしないでね(もしくは借金取りさん)。
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