★5 | フラガール(2006/日) | 丁寧に丁寧を尽くし目の行き届いた作劇、泣き所満載のウェルメイドな一作。よもや、しずちゃんにまで泣かされるとは!!余りある完成度。枯れ野のボタ山に咲く常夏の瑞々しい花々を見よ。 | [投票(1)] |
★5 | フィールド・オブ・ドリームス(1989/米) | 野球への愛に満ちあふれているキンセラの原作を優しく解きほぐして、美しい映像に転化している。だからどっちが上とはいわない。もちろんラストで
は大泣きしたが。レビューは、<思わずロケ地に行ってきました> [review] | [投票] |
★3 | 007 スカイフォール(2012/英=米) | 新生ダニエル版ボンドの幕開け2作に続く序盤の最終章といった趣。過去シリーズの優雅なテイストにも目配りしつつ、ダニエル版の硬派なアクションと心理戦を。ただしてんこ盛の割にそう見えず、かといってスピーディーかといわれればそうでなく。 [review] | [投票(3)] |
★1 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012/日) | あー火星にでも土星にでもM78星雲にでも行ってやっててください、みたいな話ですな。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 借りぐらしのアリエッティ(2010/日) | リアルで実感のこもった大道具、小道具。評価できるところはここだけ。ほんわかファンタジー色と、借り暮らし種族の危機感の重大さとの食いの悪さ。何も考えず楽しめる子供世代に向けてに「だけ」作ったのかもしれないが、にしては…。 [review] | [投票] |
★3 | カーズ2(2011/米) | マックイーンのレースを横にメーターのドタバタ活劇が爆走。いろいろ盛り込み過ぎてもうちょっと「並走」させても良かった気が。とはいえ安定的に泣けるし笑えるしほどよくマニアック。カリカチュアされた東京はともかく、ロンドンの街並は実写みたいだな。 | [投票] |
★3 | 巨神兵 東京に現わる(2012/日) | 特撮博にて鑑賞。会場にて作品展示品、メイキングを観た上でイベントとして楽しむのだったら良し。CG一切なしの特撮屋魂は堪能できる。しかし物語の抑揚が無く(尺の関係もあるが)、モノローグが稚拙。観る前から分かっている「起」だけ、出オチ。 | [投票] |
★5 | フォロー・ミー(1972/英) | 愛に溢れる小品。今ならばスタイリッシュにカットを目紛しく挿入するとか、コメディかシリアスどちらかに振る気がするけれども。愛おしいトポルの視線、ミアの口角、ジェイストンの眉間、ロンドンの小径。ビッグベンより先に巡りたい場所の数々。 | [投票] |
★3 | 予期せぬ出来事(1963/米) | あっちこっちに転び行く切羽詰まった男女の中で、ひとりスパイスを効かして物語を和ませるご夫人マーガレット・ラザフォード。さすがです。 | [投票(1)] |
★3 | バルジ大作戦(1965/米) | 愚直ヘスラー大佐がちゃんちゃらおかしい戦争活劇の火の中をただ突き進む。チャールズ・ブロンソンはそのまままブロンソン。雪原の行進が見所だが、それが全てか。 | [投票] |
★3 | るろうに剣心(2012/日) | 音楽、演出ともにひねりが無い程「龍馬伝」そのまま。アクションは速いし凄いのだけれど、"溜め"が無い。いわば軽い球。健くん格好いい!とか小汚い咲ちゃん可憐!とか。エンドロール見るまで「高橋留美子って重い話描くんだ」と勘違い。それ『らんま1/2』か、失敬。 | [投票] |
★4 | おおかみこどもの雨と雪(2012/日) | アニメーションという表現の巧さとリアルな記号に代表されるあざとさ。性描写もいとわない日常感覚とご都合主義のファンタジー。物語の2時間は喜怒哀楽の快楽に包まれきるが、観賞後には背徳感や虚脱感も。子供は「キャッキャ言って楽しかった〜!」ってなるか、固まるか? | [投票] |
★4 | 劔岳 点の記(2008/日) | 険しい山あってヤマなし。美徳があって感情無し。谷底に転がってゆくエピソード群を尻目に、ラスト向かいストーリーという尾根を黙々と歩む。 | [投票] |
★3 | アメイジング・スパイダーマン(2012/米) | ワクワクし泣かされたサム・ライミ版で満足していたので、今回はやや重い腰を上げての鑑賞。チャラいピーターにパターン化されたマッドサイエンティスト。でも今作もやっぱり擬似的父親など、市井の親父達が泣かせる。
ヒロインの容姿はまたも庶民派か? | [投票(1)] |
★2 | 2012(2009/米) | とどのつまりどう決断するのかという部分を受動的にし過ぎたため大変後味の悪いものになってしまった。こういうのを観てコネを広げておこう思うのかな、Facebookとか(それじゃダメか)。映像のハッタリもなんか金かけました!ってだけに見える。。 | [投票] |
★2 | 世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011/米) | ポーズボタン押しても状況説明なくて、地図無くてやりずれ〜!みたいなTVゲーム映画。まあ実際この状況であそこに放り込まれたらこうなるでしょ、という意味以上以下でもなく。メンツがショボイわりに万能で海兵隊万歳!なだけの映画じゃイカンですよ。 | [投票] |
★3 | 愛と誠(2012/日) | 音楽に泣き、アクションに胸躍り、美術に唸る!後半の怒濤の詰め込み物語展開にテンションは停滞。全編ミュージカルで通しても良さそうだが…(Jasracあたりが面倒なのか?)。何より自分のカラオケナンバーを見透かされてる! | [投票] |
★3 | テルマエ・ロマエ(2012/日) | 前半は原作に忠実に仰々しいリアクションというショートコントで繋ぎ、後半は「映画」として成立させるためドラマを。その後半はいかんせんセットの割に物語に奥行きが無く、市村正親しか観るところが無い。そして濃い顔メンバーであるはずの 竹内力 の無駄遣い。 | [投票(5)] |
★3 | ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル(2011/米) | 出ずっぱりな割に少々オラオラ感の抜けた肌荒れトム・クルーズ と一寸ずつ抜けてる仲間。パンチの薄い敵役とロシア銭形。肩の力をぬいた笑いと玉のすくむアクションは良。テーマ曲のアレンジがショボい。浮いちゃうのと壁登りはもういい。最後はズルい! | [投票(2)] |
★3 | ロボット(2010/インド) | 日本人には笑い飛ばせないインド流の表現(ちょっと倫理的にリアリスティックというかグロいというか)もあるけれど、<竹内力のターミネーター>然となった後半のハチャメチャっぷりは、清々しいほどにバカバカしくて痛快。 [review] | [投票(1)] |