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熱田海之さんのコメント: 投票数順

★5秋刀魚の味(1962/日)個人的に一番好きな映画です。秋刀魚のはらわたのような旨さと苦味。日曜の夜の悲しさ。軍艦マーチでどうして涙が出ちゃうの?最後の場面は笠知衆最高の演技ではないでしょうか。[投票(6)]
★3変態家族 兄貴の嫁さん(1983/日)後の周防映画の軽快な(?)テンポに比べ、のろくてかったるくてちょっと退屈。小津安二郎の真似という意味では面白いのだけれども、小津映画独特の緊張感が欠如している(まあ仕方ないが)ので真似以上の何者でもない。[投票(4)]
★3赤い靴(1948/英)バレエは宗教だ。映像操作も駆使したバレエ『赤い靴』のシーンが圧巻。[投票(3)]
★3情事(1960/伊)「私は筋を通さなければ駄目なの。」なんて言っておきながら、「人間って勝手なものね。」「本当に嫌になるわ。」 アンニュイでいて、突然おきゃんにもなれるのがモニカ・ビッティの魅力でしょうか? それにしてもこの男、しょうもないですね…。[投票(3)]
★4ハンネス、列車の旅(1998/独=フィンランド)私はこの映画を観てイナリまで行ってしまいました。[投票(3)]
★3エレファントマン(1980/英=米)かわいそうなぞう。[投票(3)]
★4東京物語(1953/日)これは小津安二郎の『リア王』ですね。小津作品の中では例外的にドラマティックなものです。黒澤の『』は今一つだけどこの映画が小津の代表作になり得たのは何故でしょうか。香川京子大坂志郎が出ているから?[投票(3)]
★3大怪獣ガメラ(1965/日)ゴジラ』の志村喬平田昭彦に比べると、『ガメラ』の科学者のやることはちょっと間が抜けていてどことなく滑稽ですね。ま、船越英二浜村純じゃあ仕方がないか…。[投票(3)]
★4時をかける少女(1983/日)角川春樹の、大林宣彦による、原田知世のための映画。[投票(3)]
★4ウェスト・サイド物語(1961/米)冒頭のニューヨークを空から撮影したシーンから引き込まれます。バーンスタインの音楽については言うまでもないでしょう。[投票(3)]
★3市民ケーン(1941/米)最後の"Rose Bud"の種明かしの意味がよくわかりませんでした。映画の解説書を読んで初めて理解できました。しかしあんなものがよく保存されていたものです。[投票(3)]
★4あの手この手(1952/日)久我美子が最も可愛らしい映画の一つ。川島雄三の『女であること』と似たパターンの映画ですが、そちらが何故か重苦しい感じがするのに対して、こちらは単純に楽しめます。原作の差か、それとも水戸光子原節子の差か?[投票(2)]
★4女囚と共に(1956/日)私の好きな女優さんたちが沢山出て来て、いかにもその人らしいお芝居を観せてくれるので、そういう意味でとても面白かったです。[投票(2)]
★4新諸国物語 笛吹童子 第二部 妖術の斗争(1954/日)三部作中、脇役達が活躍するこの第二部が一番面白い。元は子供向けのテレビ番組だったからか、思わず苦笑してしまうような場面が続出する。「出〜て来い、出〜て来い、上が〜って来い。」とか。[投票(2)]
★4夜の蝶(1957/日)山本富士子の酔っ払い運転の迫力![投票(2)]
★4海峡(1982/日)どうしても『黒部の太陽』と見比べてしまう。熱い三船裕次郎に比べ、こちらの高倉友和コンビは地味な渋い印象を受ける。さんにガッツポーズは似合わない。 [review][投票(2)]
★4稲妻(1952/日)浦辺粂子。愚痴っぽい母親を演らせてこの人に敵う者はいない。[投票(2)]
★3まあだだよ(1993/日)全盛期(と言って良いかどうかはともかく)のダイナミックな痛快さはないものの、これはこれで黒澤監督の新しい味というものでしょう。もっとも摩阿陀会の描写などにはかなりのわざとらしさが感じられてしまいますが…。でも昨今のろくでもない映画(どんなものを指すかはともかく)とは格が違います。[投票(2)]
★3鬼龍院花子の生涯(1981/日)個人的には少女時代の松恵(仙道敦子)と、おっちゃん(室田日出男;合掌!)が好きです。[投票(2)]
★3顔のない眼(1959/仏=伊)娘の無表情なマスクもだが、アリダ・バリの顔も相当に怖い。[投票(2)]