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熱田海之さんのコメント: 点数順

★5秋刀魚の味(1962/日)個人的に一番好きな映画です。秋刀魚のはらわたのような旨さと苦味。日曜の夜の悲しさ。軍艦マーチでどうして涙が出ちゃうの?最後の場面は笠知衆最高の演技ではないでしょうか。[投票(6)]
★5惑星ソラリス(1972/露)流れる水とさまよえる魂の透明なイメージ。[投票(2)]
★5用心棒(1961/日)黒澤映画の中で一番よくできた作品かも知れません。三船敏郎については言うに及ばず、仲代達矢のニヒルさ、東野英治郎の頑固じじいぶり、加東大介のお人好しぶり、藤田進のおとぼけなど、人物の描き方も秀逸。山田五十鈴についてはおっかないおばちゃんというイメージがこの映画で私には定着してしまいました。佐藤勝の音楽も最高です。[投票(2)]
★5大いなる幻影(1937/仏)これは戦争映画なのだけれども、渋い品のある大人の映画です。『戦場にかける橋』と観比べると、日本人はやはり子供なのかな、と思います。[投票(1)]
★5ノスタルジア(1983/伊)水も滴る美しい映像。ゆったりとした時の流れ。あの温泉場に是非行ってみたい。[投票(1)]
★5大人の見る絵本 生れてはみたけれど(1932/日)サラリーマンはいつの時代でもつらいな。子供は子供でいろいろとたいへんだな。吉川満子みたいな母親が欲しいな。[投票(1)]
★5一人息子(1936/日)かあやん、息子何てのはこんなものですよ。[投票(1)]
★5友だちのうちはどこ?(1987/イラン)夜の暗さ。知らない場所での心細さ。[投票(1)]
★5死刑台のエレベーター(1957/仏)ルイ・マルジャンヌ・モロー,そしてマイルス・デイビスが作り出す、独特のけだるく渋い雰囲気。[投票(1)]
★5自転車泥棒(1948/伊)この時代、イタリアでは生きるのがたいへんだったのですね(同じ敗戦国の日本でもそうだったのですが)。この映画を含めてつらく悲しい映画の多いこと。[投票(1)]
★5生きる(1952/日)♪命短し恋せよ乙女…。日守新一頑張れ![投票(1)]
★5狼(1955/日)名バイプレーヤー大集合といった趣の映画。スターが出てくる映画より余程面白い。東洋生命の幹部など、よくこれだけうさん臭い俳優を集めたなという感じ。ストーリーとは別に堪能した。ただしこの映画は犯罪映画として観てはいけないと思う。[投票]
★5一年の九日(1961/露)傑作だと思います。硬派の映画かと思いきや、ユーモアあり、屈折したロマンスあり…。[投票]
★5めし(1951/日)久し振りに観直してみて、こんなに面白い映画だったかな、と思った。成瀬巳喜男原節子の最高傑作と言っても良いかもしれない。上原謙が駄目男のようでいて必ずしもそうでないのもいい。[投票]
★5砂の女(1964/日)砂の一粒一粒,人肌の毛穴まで描き出した斬新な映像。武満徹の音楽。そして岸田今日子の妖しい存在感。[投票]
★5第三の男(1949/英)たいへんよく出来た映画だと思います。光と影(陰)、音楽の使い方が見事。ヴィーンへ行った時、大観覧車やら墓地やらへつい出掛けてしまいました(下水道ツアーもあるとの事です…)。[投票]
★5真昼の暗黒(1956/日)内藤武敏の最終弁論が圧巻(ちょっと抜いたところもいい)。容疑者役の青年達の脇を渋い役者陣で固め、当時の独立プロの力を感じさせます。[投票]
★5夜霧の恋人たち(1968/仏)クロード・ジャドの初々しさ、デルフィーヌ・セイリグのハスキー・ヴォイス、いいですねえ。ちょっと気が引けるけど2人の魅力に5点。パリの新郵便システム(?)にも驚嘆。[投票]
★5ツィゴイネルワイゼン(1980/日)代表作と言えるかどうかはともかく、鈴木清順の現時点での最高傑作。俳優藤田敏八の渋い演技が光ります。原田芳雄大楠道代の存在感に比べ、蒟蒻ちぎりだけでは大谷直子の印象は薄いですが、もしかするとそれも意図的?[投票]
★5彼岸花(1958/日)「人生は矛盾だらけなんだ!」[投票]