[コメント] 座頭市(2003/日)
時代劇では時代考証が大事だ。だけどこれは時代劇じゃあない。スターウォーズのように「遙か昔、銀河のかなたで・・」地球の日本の江戸時代にとっても似た世界があったんだな。そう考えればなーんも腹はたたんのだ。思い切ってライトセーバーで戦えばはっきりしたんだよね。
あまりにも血が吹き出るような殺戮シーンはあまり好みではない。しかし、その血しぶきが人の死をリアルに表現することは確かだし、目まぐるしい殺陣の中で、さらなる恐怖感を与えてくれたのも事実だ。切られた人々の「痛さ」までが伝わってきたことに評価したい。
しかし、それはあまり自分の好みではない。臆病なのかもしれないがね。
金髪の座頭市に、いきなりタップダンスする村の衆・・ここは地球によーく似ているけど、違うんだな。ちょっと違う。そう、パラレルワールドなんだよ。だから、あの刀だって斬れる斬れる・・江戸時代の刀じゃ血のりですぐに切れなくなっちゃうし、硬いもの斬ってるから刃がぼろぼろになっちゃうんだけど、あれは日本刀風ライトセーバーだから大丈夫なんだ。
北野武が作り出した新世界に、まずは共感かな。
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