[コメント] サウンド・オブ・ミュージック(1965/米)
歌を歌う事によって幸せになるのでは無く、幸せだからこそ歌を歌うのだ。
そして、幸せだからこそ歌は広がっていくのだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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凄い勢いでトラップ家や周りの人々、そしてこの映画を 見ている人達に広がっていく珠玉の名曲達。
何故これだけ広がっていくのだろうか?、と考えると、 それはやはり人は歌を歌う事によって幸せになるのでは無く、幸せだから、 もしくは自分は幸せである、絶対に不幸にはならない、 と信じている時、こそ人は歌を歌うのだと思う。
だからこそ、トラップ男爵も最後に、 近い未来祖国がまた元に戻り幸せになるだろう事を確信してエーデルワイスを歌うし、 国民もエーデルワイスを合唱するのだ。
みんな、幸せはすぐ身近、すぐそばにあると知っているのだ。
なんて幸せを運び、幸せに運ばれる歌達であろうか。
5つ「★」では無い、5つ「♪」な映画だ。
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