疑問その１：ジェームズ・ボンドが交代する必要はあるのか？

→答え：はい、ありました。

私はピアース・ブロスナンのシリーズから映画館で見始め、他は面白半分で『２度死ぬ』を見たぐらい。何があろうと余裕たっぷりの姿、あれが私にとってのジェームズ・ボンドで、ブロスナンもハマリ役だと思っていた。

しかし、今回の作品は殺しのライセンスを与えられたばかりのボンドが主人公。完成されたボンドであるブロスナンでは描けなかった。よって、交代は必然。

疑問その２：６代目ボンドがダニエル・クレイグ（マッチョ）である必要はあるのか？

→答え：はい、ありました。

スパイグッズと車と美女でボンドの魅力は表現できる。そこにわざわざマッチョ要素は不要だった。

ところが。海から上がってくる厚い胸板。アリだわ〜。そしてまさかの全裸拷問シーン。マッチョでなくてはありえない（ちなみに私は拷問されても悪態をつく人が好きです）。よってマッチョであることも必然。

・・・ということで私の疑問は二つとも気持ち良く解決された。あ、ダニエル・クレイグ自身に触れてないが、まあ良いか。