[コメント] ジャック・サマースビー(1993/米)
この作品は一応サスペンス作品として観ることも出来るのだが、実はこの作品でいっちゃん怖いのは妙に表情を見せない子供じゃないか?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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リチャード・ギア主演映画はどうも自信過剰というか、ナルチシズム全開という感じがするが、この作品もまさしくそう言う類。そりゃ確かに格好良いのは認めるけど、画面の殆どにギアの顔が登場し、それを見せつけられる身にもなって欲しいよ。これほど一人の人間だけにスポットが当てられる映画も珍しいぞ。ナルシズムの行き着く先は格好良い死に様。それを端的に示した作品でもある。健気ながら芯の強い妻役をフォスターが好演しているのが救いか。
しかしまあ、南北戦争後を題材にすると大概KKKが登場するな。「正義」を示すためには「悪」の存在が不可欠で、その端的な例としてKKKを用いるんだろうけど、そのステロタイプな表現が鼻につく。
しっかし法廷で脅迫するか?おい。それで、「夫とはあんなに燃えなかった」ってのは言わせすぎ。そんなに己に自信を持つかね?
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