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[コメント] 女は女である(1961/仏)

つくづく痛感するのは何故か部屋について。決して裕福な生活で無いはずなのに、真っ白い部屋の中で、自転車が乗れたりする。何か羨ましいです。
甘崎庵

 ちょっと変わったカップルの日常生活を淡々と描いているのだが、時折画面に不思議な映像が盛り込まれているので、観ていて全然飽きないし、コロコロと表情が変わるアンジェラ。それに登場人物の次の行動がまるで予測つかないため、観ていて楽しい。そう言う意味では良質のコメディと言うことが出来るだろう。

 ゴダールは常に実験的な手法を映画に取り入れるので有名だが、この作品では兎角音楽の使い方が特徴的。映像が少し進んでから唐突に始まるため、ちょっと戸惑いを覚えたりするが、それも狙いか。更に活字が効果的に用いられ、それが映像に華をもたらしている。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)KADAGIO[*] Cadetsファン改めジンガリーLove[*]

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