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[コメント] 光る眼(1995/米)

どんなに金遣っても、やっぱりB級映画になってしまうのがジョン=カーペンター監督のカーペンターたる所以ですね。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 ジョン=ウィンダムの小説「呪われた村」の映画化(と言っても、この小説はSF映画になりやすいらしく、このテイストを使った作品はやたら出てるんだけど)。一度1960年に『未知空間の恐怖/光る眼』として映画化されているのだが、そのテイストを残しつつ、B級映画の雄、カーペンター監督が料理した作品。

 カーペンター作品にしては珍しく、豪華なキャストと(何せスーパーマンのリーヴ、ルーク=スカイウォーカーのハミル、そしてやはりB級アクションで有名なパレ)潤沢な制作費を用いて作り上げた作品。

 カーペンター好きな私にとっては結構面白い作品だと思う。それに現時点ではリーヴの映画主演最終作でもあるし。

 金を遣ったB旧映画と言う意味では凄く楽しめるが、逆に金遣ってる分、変な気負いがあるのか、弾けきれなかったのがちょっと心残り。カーペンター好きな人間限定なら充分楽しめると思う。

 ラストが監督らしいケレン味で締められてるのも良し…しかし、このオチは前に『ゴーストハンターズ』で使ったのと全く同じじゃ…

(評価:★3)

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