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[コメント] スミス都へ行く(1939/米)

アメリカ人は戦う。正義を信じ、悪と戦う。
ぐるぐる

自分が信じる「正義」の拳を振り上げ、悪が見あたらなければ手頃な悪を仕立て上げても戦う。個人的には、正直、暗澹たる気持ちになる映画です。

フランク・キャプラらしく、スピード感のある構成で一気に見せるけど、そんな中で、二つのスローなシーンが印象に残る。ジェームズ・スチュワートがペインの娘の前で帽子を何度も落とすシーンと、リンカーンの彫像の前の暗がりでジーン・アーサーに勇気づけられるシーン。これもまた、フランク・キャプラらしく気恥ずかしい演出だけど、これがこの監督の持ち味なんだろうなあ。

(評価:★1)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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