ヒーローは、子供だけのモノではありませんよ。高校生だって見ます！

ストーリーは良かったですよ。相変わらず問題提起の内容が重くて、早朝の番組とは思えませんけど（笑）。全体的に、主役の翔一クンより氷川クンの方が目立ってましたね。あの人間臭さは主役向きなのかも。私が好きなのは、涼クンとギルス！これだけでも５つ星なんですよね。手が再生するシーンは某マンガのナメック星人を思い出します（笑）。

あの、ストーリーと敵の恐ろしさは子供向きではないですよね。結構、大人でも楽しめますし。マスクを取って、殴り合う氷川クンのシーンは特に秀逸だと思われます。技術が発達しても、殴り合って心を伝え合う男のお約束は健在ですね。映像の小細工なんかもなかなかのものです。ゲストの藤岡さんと中村クンもかっこよかった！ファンなら充分楽しめたハズ。

あ、あと、アギトのシャイニングフォームは翔一クンにピッタリですね、陽の光のような彼には正に！って感じです。

ただ、問題が二つ。この映画がもし、「未来戦隊タイムレンジャー」と「仮面ライダークウガ」の二本だったら、もっとよかったのに。どちらも「切ない」作品なので、きっと泣いてたと思いますね。特にタイムは私の青春ですカラ。

あと一つは、何故、主題歌がウルフルズだったのかな……ってことです。せめて、テレビ主題歌の歌手を使って欲しかった……。勘違いしないで下さいね、ウルフルズは好きなんですよ。でも……ね。