コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ピクニック(1936/仏)

溌剌としたブランコの場面に、(婚約中なんだけど)恋を知らない女の子の無邪気さを見た。
なつめ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







しかし、本当の嵐より先にやってきたのは恋の嵐。嵐は彼女から無邪気さを奪い、その後に静けさは訪れない。彼女は毎晩毎晩たった数時間で落ちた恋のことを思う。たぶん死ぬまでの長い間ずっと。それを「甘美な苦しみ」と名づけることは簡単だけど、そう言うのをためらうほどにせつなすぎる。思い出にまでならないと、そう言えないような気がする。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。