[コメント] イタリア旅行(1953/伊=仏)
風景が心の鏡となり目に映る。
それによって妻は、一度客観的に自分の気持ちを見つめることができたのかもしれない。それがますます彼女を意固地にしていったような気がした。観客である私も、彼女と同じ目で風景を眺める。しかし、最後の怒涛のようなシーンでは客観化するような時間がなく、だからこそ彼女は頭で考えこまずに行動できたのかもしれない。
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