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[コメント] スリー・ビルボード(2017/米=英)

主人公の強さに感嘆はするが共感できない激しさに、みている私はどんどん冷静な第三者になっていった。
なつめ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







私の最大の関心事は警官のディクソンの存在で、怖いし気持ち悪いしで何とかしてギャフン(死語)と言わせたかった。亡くなった元上司からの手紙、私は彼を非難するようなことが書かれているのだと思ってた。ところが正反対で、それが彼の心を動かしてしまったという展開には驚いた。生きている人から目の前で言われたわけじゃないのにね。手紙には不思議な力があるとつくづく思う。

ラストの二人の組み合わせは、今までの経緯を知っていたらなんとも変だ。殺しに行く意見と勢いも一致して、残されるであろう家族に対して二人とも感傷的な気持ちになるのも一緒、そして実際には殺しを迷っていると吐露し合うのも同じだなんて、心が通いすぎてて笑ってしまう。変なのにいろいろ乗り越えてきた戦友みたいで。不思議な物語だった。

主人公の息子と元夫の19歳の彼女、この物語の中では若い登場人物たちが精神的に最も安定しているように思えたのが面白い。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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