[コメント] 20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009/日)
エンドロール
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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私は、エンドロールで人の名前を見るのが好きだ。どんな映画であっても、「こんな人が関わったんだな」と感謝しながら、なるべく1人1人の名を見るようにしている。今回もずっとエンドロールを見ていたのだが、途中である名前を発見してしまった。神木隆之介の名前である。一瞬、「出てたっけ?」と考えたが、すぐに合点がいった。「きっと、中学時代のカツマタくんが、神木隆之介なんだな」と。
やはり、エンドロールはエンドロールであってほしい。エンドロールの後にエピローグを入れること自体は嫌いではないが、入れるならちょっとしたオチくらいにしてほしいものだ。
映画の内容自体は、まぁ普通に面白かった。原作の間延びしたところをカットしすぎた結果、天体が異様に早いところもあるけど。平愛梨ちゃんの出番が少なかったから、ちょっと残念。
この物語は、基本的に非現実的だ。「ともだち」「友民党」なんて胡散臭い団体が国民に広く支持され、世界大統領になるなんて、SFなんだと割り切らなければバカバカしくて見ていられない。
と、思っていたのだけど、なんだ、現在日本で起こっていることそのまんまですね。この映画の公開が2009年8月29日だったということが、なんらかの因果を感じさせます。現実世界にケンジとカンナはいないぞ・・・。
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