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[コメント] バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3(1990/米)

誰も書かないラストのからくり→
アルシュ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







エメット・ブラウン博士(以下ドク)とその一家が1985年に乗ってきた機関車のタイムマシーン。何故これを1855年という時代に製作し得たのか?

●タイムトラベルの技術 → このドクは1985年から来たドクなので、すでにタイムトラベルのノウハウが頭に入っている。

●燃料 → 核燃料は必要ない。1.21ジゴワット以上をゴミからでも発生させる方法を2015年の未来で取得済み(事実、part3でのデロリアンのタイムトラベルにはスピードだけが必要であり、ゴミから電力を発生させている様だ)。

●飛空技術 → ドクがクララを救う際に使用したホバーボードがこの時代に残されているわけなので、それを研究し、開発した。

※少なくとも、飛空技術に関してだけは前述の2つの技術さえあれば、未来に旅立って取得することが可能。故に、必要最小限の簡易なタイムマシンで1人で未来に旅立ち、容易にあのような立派なものにしたとも考えられる。

※マーティーが乗ってきたデロリアンも存在する。マーティが来た時点で2台と言うことになる。これを修理しても可能。ただし、炭坑後に埋めておかないとマーティーが1855年にやってこれなくなる。

とまあ、それでも1855年にこれだけのものを開発する為に7年ほどの年月を要したと言うわけ。

材料の調達等の細部についてはご勘弁を。『PLANET OF THE APES/猿の惑星』で実績あるらいてふさんの解釈を伺いたいところだが・・・。

◆ところでドクには地学の知識はあったであろうか? マーフィが現代に帰る際に、イーストウッド渓谷に架かる単線の橋を渡ってくるのだが、『日本沈没』でも有名な「大陸移動説」からすれば、アメリカ大陸でさえも1年で1〜2cm移動しているわけで、130年たてばレール位置の空間的移動は1m以上になり、デロリアンは脱線せざるを得ない。これは偶然にも進行方向に大陸移動していたと解釈したい。(すみません、考えすぎですね。)

◆何にしても、このシリーズの象徴でもある時計台の前で記念撮影したのは、最高のサービスですね。

(評価:★5)

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