確かに1作目のほうが面白く出来てます。 が、しかし、真実は2作目にあるのです。 1作目は言ってみればマルサの紹介です。 「実録国税局２４時！これがマルサだ！！逃亡不可能！ガサ入れの実体！」 とでもいうような内容です。

一方2作目は、 「真実はここにあった。元国税局の『マルサの女』と呼ばれた敏腕査察官が真実を初めて語った。衝撃のノンフィクション」 という感じ。

えーと何が言いたいのかと言うと、ラストですよラスト。 普通映画では考えられないよ、負けるなんて。 あのずーっと凄い凄いといいつづけてきたマルサが負けて終わるんですよ。 これが実体なんですよ、きっと。それが言いたかったのさ。

BGM「死人に口無し」の中で無残にも殺されていく下っ端達。 あれは歴史に残る名場面だと思う。

ここまでほめちぎっといて4点。なぜなら、やっぱり少し気持ち悪い。