[コメント] 中国の鳥人(1998/日)
時の止まった村で闘うか、大都会で時にしがみついて闘うか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ラスト、車窓の景色は丸の内のオフィス街が流れ去っていく。「時」は瞬間たりとも止まってはくれない。立ち止まって、自分の足跡を確認する暇さえない。
サラリーマンは夢とか自由だとか、そんなもんを振り切って、そんなもんを「思い出」というアルバムにしまい込んで、自分なりに闘ってきた。
対するヤクザは小指一本と引き換えに「空を飛ぶ」術を知った。
サラリーマンも「空を飛べた」のだろうか?
今、この作品を見終わって思う。言われている程のメッセージは感じなかった。ただ、単純に思う。「私も空を飛べるのだろうか?」と。
否、それ以前に、「私は何かと闘っているのだろうか?」と
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