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[コメント] 裏窓(1954/米)

かゆ〜い!ほど、感じるラブロマンス。
スパルタのキツネ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 私も靱帯を負傷した際に足を石膏で固められた経験がある。メチャメチャ痒い(かゆい)。数週間、もぞもぞした痒みに耐えなくてはならない”あの”感覚は、おそらく味わった人にしかわからないだろう。

と、言う訳で、痒みという観点からコメントしてみました。

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<<以下、感想>>

 序盤では、足を負傷した主人公が、数週間外出できない状況を描いていた。石膏のギプス内部にものさし?を突っ込み、どうにか痒いところをかくことで、ほわぁ〜と、とろける様な顔をした彼に好感を持った。

 中盤、暇を持て余した主人公は、他人を覗き見ることに集中し、痒さを忘れる。妄想が妄想を呼び、その推理が次第に現実味をおびてくる様子を描く。

そして、終盤、世間知らずのお嬢様と思っていた彼女の大胆な行動により、事態は一転する・・・(あの部屋に彼女がいるではないか・・・!!)。

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 序盤、中盤、終盤と、カメラは、主人公の視線(関心)が、自分→他人→彼女に移っていく様子を捕えていたように思う。

<<ラスト>>

 主人公は、両足をギブスで固定されているにも関わらず、足をかかない。何故なら、痒いところに手が届く彼女と一緒になれたからだろう・・・(本当?)

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)煽尼采 ジャイアント白田[*]

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