[コメント] 青い春(2001/日)
悪そうな学生さんは別にかっこ良くない。
「不良がカッコイイのは、悪そうだからでも暴力的だからでも哀しみでもなくて、アホでダサくて時代遅れなことに(思い込みで)本気になってしまうからなのだ」
これが原作マンガから僕が学んだいちばんのスピリットだった。なにしろ松本大洋は、90年代初頭の虚しさ/クールさを代表していたからね(僕の中では)。
そういういみではこの映画は不良性のとらえかたが、素朴すぎる。というか「かっこ良いことは、かっこいい」の視点なんだね。ビーバップハイスクールっぽさ四割増。
僕にとって原作マンガは「かっこ悪いことは、かっこいい」「でも、やるんだよ!」だったのだけれど…。
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