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★3アカルイミライ(2002/日)登場人物のどうしようもないような焦燥感、孤独感を描くのはさすがに巧い。しかしその煮え切らなさが中盤以降、物語の流れそのものにも波及してゆき、次第に観ている側にも別の意味でのイライラが募ってくる。そして訪れる、いかにも黒沢清的なラスト。うーん……。[投票]
★3チャーリーズ・エンジェル(2000/米)「強い女3人組が大活躍すれば爽快だろう」というアイデアレベルで思考停止している映画。アクションとして際立った見せ場があるわけでもなく、お話にもひねりがない。で、肝心の3人娘が抜群に魅力的かというと……これがまた微妙。気概だけは買うのだが。[投票]
★3ドッペルゲンガー(2003/日)役所広司の過剰な演技のためか、ドッペルゲンガーに翻弄される主人公を見ていても他人事としか映らず、ただ白けるばかり。終盤の、半ば暴走気味な展開の連続には笑えたので3点にしておくが……。 [投票]
★3回路(2001/日)場面場面の怖さを煽る演出力はさすがだが、黒沢清は変に頭がいいせいか、お話としてまるきり怖くない。インターネットなどの小道具もうまく作用していない。無理やり武田真治役所広司を使うのもやめようよ。[投票]
★3X−MEN2(2003/米=独)超能力アクションの爽快感、異端の苦悩や葛藤、そのどちらも消化不良で、作品の対象年齢が絞れていない感強し。キャラ紹介は前作で終わっているのに、2になっても物語がこんなに散漫ではいただけない。味方の多さ・魅力に比べて敵も弱すぎ。映像だけは良い。[投票]
★3踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003/日)「踊る〜」ファンのツボを手堅く押さえた同窓会。テンポも良く最後まで退屈させないが、どのネタも今までのシリーズ中で既にやり尽くされたものばかりなので、新味もない。「数年ぶりの劇場版ならでは」の野心が欲しかったところ。[投票]
★3ピーターパン(1953/米)人間味のない軽薄色男のピーターパンに全く魅力がない。彼に翻弄される女の子や海賊たちが気の毒だ。[投票]
★3ズーランダー(2001/独=米=豪)吹っ切れ具合がもう一押し足りない。ずっと寸止めにされてるような欲求不満感が最後まで残ってしまった。このキレのいい演出力とアイデアなら、脚本次第でもっと面白く出来たろうに。[投票]
★3レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い(1994/米)美しい映像の中でブラッド・ピットとホプキンスの魅力が一層映える。しかし肝心の物語が散漫なのが残念。[投票]
★3ショーシャンクの空に(1994/米)ひとつひとつのエピソードに味がある。しかし、刑務所側の人間を悪く悪く描くことで、相対的に囚人たちを善人に(あたかも被害者のように)見せているのが気になった。そして、やたら「感動」を煽っているあのラストだが……→ [review][投票]
★3市民ケーン(1941/米)映像的・技巧的な凄さは、ゲージュツに疎い私にもわかる。でも物語として面白いのか、と言われると……。それにしてもウェルズ、20代半ばのくせに風格ありすぎ。あれが私より年下なんだもんなあ。[投票]
★3モンスターズ・インク(2001/米)相変わらず安定した楽しさはあるが、『トイ〜』や『バグズ〜』などに比べると、逆にパンチ不足。また、ドアが壊れるとどうなるのか、そのルールが劇中でアイマイなので、追放や別れのシーンなどに緊迫感・悲壮感が伴わなかった。安易なラストにも拍子抜け。[投票]
★3青春デンデケデケデケ(1992/日)ベンチャーズのメロディには、不思議と涙腺を刺激される。[投票]
★3シンドラーのリスト(1993/米)個人的に「ホロコースト」なるものを信じていないので、醒めた目でしかこの映画を見られない。ガス室などというあり得ないものを描かなかったのはスピルバーグのせめてもの良心か。フィクションのドラマとしても淡泊で退屈だし、モノクロの画面も、絵づくりそのものにどこか品がない。[投票]
★3フォーリング・ダウン(1993/米=仏)世の中の不条理にキレる、という着想自体はいいと思うし、共感もできる。でも詰めが甘い。もう少し繊細な人物描写がされていたら、傑作になっていた可能性もあったかも。[投票]
★3GODZILLA/ゴジラ(1998/米)日本のゴジラとは何の関係もないけれど、オリジナルの怪獣映画として見れば、それなりに楽しめる。マシューやジャン・レノら、人間たちもけっこういい味出してるし。エメリッヒ監督の作品では面白い方。[投票]
★3大人は判ってくれない(1959/仏)「僕は嘘つきじゃない」と主張しておきながら、さしたる努力も忍耐もなく、信頼を裏切るような行動ばかりとる。これで「判って」というのはただの甘え。理解されることを自ら放棄しているようにさえ見える。[投票]
★3雨月物語(1953/日)あさましい。分不相応な夢を見るな、という教訓……なのか?[投票]
★3EUREKA(2000/日)思わせぶりに美しいだけで、結局意味が掴めない、という場面が多すぎる。物語の分かりにくさに、聞き取りづらい方言が拍車をかけていた。 [review][投票]
★3不思議惑星キン・ザ・ザ(1986/露)終始「……(-_-)」という感じの、妙に冷めた「間」が面白い。渋いデザインセンスも好み。これでもうちょっとテンポが良かったらなあ。[投票]