変な趣味はないけれどブラッド・ピットはやっぱり綺麗だね。『リバー・ランズ・スルー・イット』の時はロバート・レッドフォードの若いころにそっくりで、何かわからないけど引き付けられる魅力を感じた。その後の作品でも様々な役を演じているが、そのたびに違った魅力を発している。これは演技うんぬんでなく、彼本人が放つオーラのようなものだと思う。彼でない誰もこの役には当てはまらないだろう。これはレスタトを演じるトム・クルーズにも言えて、他の作品とは全く違う妖しい光り方をしている。この映画は物語を楽しむというよりも、このふたりが放つオーラや映画の雰囲気を味わうことが魅力だと私は思っている。