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[コメント] エリン・ブロコビッチ(2000/米)

実話のせいか物語の流れが少し落ち着いてる。しかし随所にユーモアがあるので娯楽要素もある。裁判と言えば結果が全て。ところがこの映画の最後はそうとも言い切れない。やはりこれが現実と思いつつも全米史上最高の和解額なので納得するしかないのかな。
HILO

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







社会問題がテーマだから地味な内容、 ノンフィクションだから迫力がある、 ジュリア・ロバーツだから花がある、総合評価で三つ星。

ジュリア・ロバーツのファッションが凄く華やかだから、 ジュリア・ロバーツ目当てでも結構面白いと思う。

会話の流れがハリウッドに相応しくユーモア満載だから聞いていて飽きない。

和解調停額が3億3千万ドル(330億円)とアメリカ史上最高らしい。

巨額が話題になってるが、 結局は金で解決してるだけで問題の本質は闇から闇になってる。

相手がマンモス企業だから、 裁判に持ち込むと年単位の長丁場になるから、 それなら和解調停で金で解決した方がまだ楽だとの見方になってる。

現実にはマンモス企業の金の力には庶民には勝てる術がないって見本だから、 それを考えると単純には喜べないって感じ。

大どんでん返しで裁判に持ち込んで勝訴かなと期待したが、 現実にはそれほど甘くはないって事。

但し、こんな見方もある。

パンフで読んだが、 アメリカの法廷は市民の味方をしている方で、 日本の法廷は学歴&肩書き重視で何もない人間は人権すら認められないらしい。 日本の学歴&肩書き社会は法廷にまで影響するって事。

エリン・ブロコビッチ』みたいな何もない人だと、 日本では絶対に相手にされない。

まさに自由の国アメリカ。

(評価:★3)

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