ぱーこさんのお気に入りコメント(15/102)
シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米) | 鷂) | 何と何がどうなっても構わないのだが、半魚人の彼と唖者の彼女が「愛し合う」ことになる決定的な場面・挿話に欠けている。怪物と人間が男と女の関係になるのに、想定されるイメージを画面の中の実存が内から突き貫き物語を転回させるような瞬間がなければ、人物の相克に真実は見出せない。その意味で迫害者のキャラクタリゼーションのほうが豊か。〔3.5〕 ([投票(5)] |
人生タクシー(2015/イラン) | そして人生はつづく』を踏襲した極上の撮影だが、キアロスタミが被災地への移動を描くのに対して、本作のタクシーは目的地などなくただテヘランの街に囚われている。 [review] (寒山拾得) | 映画は師匠の『[投票(1)] |
人生タクシー(2015/イラン) | review] (セント) | 執念を感じますね。映画とは別に美を意識しなくとも、ショットも、セリフも、演技も、そんなの、作品を作られるかどうかという命題の前には些末な話なのである。とは言いつつ、制限のある環境でパナヒの才能が十分感じられる秀作であります。驚異的です。 [[投票(1)] |
映画 聲の形(2016/日) | review] (ペンクロフ) | コミュニケーションの失敗を正すため、たとえ傷ついてもノーガードで何度もぶつかりあう青少年たち。その姿は痛々しくも眩しく、尊いものに見える。 [[投票(8)] |
シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米) | review] (ぽんしゅう) | どうもスッキリしない。自分の欠損に気づかない(分からない)から、すべてを受け入れてくれる魚男を優しい(偏見がない)と感じる。これは話のすり替えではないのか。異物はあくまでも異物で、異物を愛さないまでも、受け入れることにみんな四苦八苦しているのだから。 [[投票(7)] |
スポットライト 世紀のスクープ(2015/米) | review] (甘崎庵) | 擬似的なドキュメンタリーとして巧く出来てるとは思うが、なにか傲慢さみたいなものを感じてしまい、あんまり楽しめなかった。 [[投票(2)] |
グレイテスト・ショーマン(2017/米) | けにろん) | キャッチーな名曲を朗々と謳い上げる快楽が全篇を支配し演出も絶妙な反リアリズム。差別に対し生半可なスタンスなのだが少年時代の林檎を手渡し雑踏に消える彼女の鮮烈なイメージが疑義を上塗る。圧倒的なものを圧倒的に描き被虐は真実を照射するカーニバル。 ([投票(4)] |
シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米) | スリー・ビルボード』が連鎖しているところで、『シェイプ・オブ・ウォーター』連鎖してない。もったいない。 [review] (kiona) | お高いチョコレートのようにリッチな佳作で、文句を言ったら罰が当たりそうなほど丁寧な仕事なのだけれど……『[投票(8)] |
シェイプ・オブ・ウォーター(2017/米) | review] (ペンクロフ) | よせ、野暮になる。 [[投票(14)] |
ラ・ラ・ランド(2016/米) | review] (シーチキン) | オープニングと終わりが抜群に良い。それらに比べると中盤はやや中だるみの様なところもあるが、だからといってそこを抜いて、始まりと終わりだけの20分くらいの映画にしたら良かったかというと、けしてそうはならないのが、この映画の面白いところ。 [[投票(3)] |
グレイテスト・ショーマン(2017/米) | review] (deenity) | ミュージカル映画として観客を楽しませるという観点がバーナムの意図と一致した至高の形。 [[投票(2)] |
セッション(2014/米) | review] (寒山拾得) | 脇役のモギリの彼女が妙に印象的。デートの誘いの駆け引きとか、ピザ屋での主人公の素性を対象化する会話とか。 [[投票(2)] |
セッション(2014/米) | ぽんしゅう) | いつかどこかで見た話しが多少エキセントリックに語られるわけだが、教師の理不尽ぶりも所詮既視感があり、どうせなら主人公がもっとマゾヒスティックだったら新鮮味もでたろうに。音楽的魅力が皆無の曲芸まがいの色物芸が続く長尺クライマックスは正直眠かった。 ([投票(1)] |
帰ってきたヒトラー(2015/独) | review] (寒山拾得) | ヒトラーを「魅力的」な人物と示して強烈。喜悦し寄ってくる庶民を捉えたセミドキュメンタリーに眩暈を覚える。パンフは読むべし。 [[投票(6)] |
タクシードライバー(1976/米) | review] (週一本) | 76年、ロッキー見えるか?俺だ、トラヴィスだ、ここにいる、ここでお前に拍手を送っている、見えるかい? [[投票(9)] |
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ) | review] (考古黒Gr) | ルトガーハウアーはいないし、長年のファンの想いは越えられないことは仕方がないことと、期待していなかったけど、それでもやはりがっかり・・・越えられるかもと思った俺が馬鹿だったw [[投票(3)] |
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ) | review] (かるめら) | 直前公開の短編作品の方がよほどブレードランナーらしい [[投票(6)] |
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK(2016/米) | フランケンハイマーなズウィック演出に卒はない。女性を相棒にして濡れ場無くスピーディーで打撃と関節技に重きを置いた殺陣も好調。これは500円のちょい美味仕出し弁当。 (けにろん) | 来りて去りなむの定番展開がもはやパロディに迫る域に達している。汎用型[投票(3)] |
誘惑(1948/日) | review] (ゑぎ) | この映画、もしかしたら公開当時もそうだったかも知れませんが、今見ると、かなりトンデモ映画の香りがします。そういう意味で、とっても楽しめる映画です。 [[投票(1)] |
マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016/米) | review] (寒山拾得) | 通俗ハリウッドの期待の地平を超えてはいるが、だからといって何がある訳でもなく [[投票(2)] |