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[コメント] グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997/米)

時代は変わる。この佳作に233のコメントがついている。シネスケの黄金時代を思う。何より自分に刺さるはずの映画に平凡な感想しか抱けない自分に驚いた。20年しか経っていないのに。netflixで2018年初見。
ぱーこ

作中出てくるインドの天才数学者ラマヌジャン。「奇蹟がくれた数式」2015で映画になった。こちらは貧乏に生まれた天才を忠実に描いてくれた。それと比べても仕方がないが、本作にはリアリティが不足。役者がそれらしくない。ボストン貧民街の天才(貧乏っぽくないし、天才っぽくもない)、その「ヤンキー」な友人(かっこよすぎる)、MITの教授(普通の良い人)、妻を失った教授カウンセラー(やはりロビン臭ただよう)、ハーバードの女子学生(なんで愛したのか不明)、役者それぞれ好演しているが表層をかするだけだ。

グッド・ウィル(良い方のウィル(意志)を捕まえよう、という原題はウイルの掛詞が効いていて、マット・ディモンのスマートな頭がわかる。結局この映画で優れているのはこの脚本だった気がする。話★4 役者★3 撮り方★3

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)jollyjoker[*] けにろん[*]

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