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[コメント] 續姿三四郎(1945/日)

話は定番・精神論。特筆すべきは唐手の気合!
ぱーこ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







オープニング人力車夫VSアメリカ水兵。鬼畜米英を懲らしめる三四郎。クールなのがいい。強いことを悩むなんて人間的だ。ストーリーの進行は新人漫画の佳作編なみだ。ボクシングVS三四郎はそれなりに盛り上げてくれるし、実際の試合ぽくって安心してみられる。それに反して最後の雪中の決闘は実物らしさにこだわるあまり、戦いの迫力が伝わってこなかった。これは実物をみたら大変な試合だが、いかんせん映画を外から見る身にはきっとすごいだろうなという感想しか浮かばない。ここに工夫が必要なのだと思う。

封切り1945.5というのがまず驚き。この時期いくら戦意高揚映画のフリをしても映画を上映してたのか。藤田進は黒澤好みの風貌でしっかりした好青年だと思った。三船に妻がるキャラクターだ。

(評価:★3)

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