まずタイトルが仰々しすぎる。この程度の内容だったら別に紀元前1万年じゃなくてもいいし、これが紀元前1万年だとはとてもじゃないが思えないし、そもそも観てる間、一度もタイトルを思い出しもしなかったし。紀元前1万年なんて仰々しいタイトルをつけるならば、それなりのものを見せて欲しかったです。マンモス出てきてワオー！だけじゃさすがの幼稚な私も納得いかん。

しかも「誰も見た事のない世界は過去にあった」とかコピーついてますけど、この作品の中で見た事のない映像なんて微塵もありませんでした。というよりも観ている間、別の映画『アポカリプト』を思い出す始末。舞台と登場人物を変えただけじゃ…？と思わずにいられない程似ていたし。しかも逃げる『アポカリプト』に対し、こっちは挑んでいくって時点で『アポカリプト』より新しくない。

ラストもあまりのご都合主義に思わず笑ってしまいました。一度死んだ人間んが生き返るなんて言語道断。最近の漫画にすらないわそんな馬鹿げた展開。

もうこれは完全な駄作だと思います。お金を払って観ていたら☆1。試写会だったのでおまけで☆2。

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08.04.26　記