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ぽんしゅうさんのお気に入りコメント(180/365)

松ヶ根乱射事件(2006/日)★4 秋葉原や池田小の事件を見聞きした今となっては、抑制の利いた見事な乱射だったと思う。だが、その銃声は疲弊した田舎町の限界を打破するには空しすぎる程一過性のもの。再び何も無かったように登校する児童達の黄色い声がこだまするんだろう。時代・地域の気分を一若者の視点から切り取った遣る瀬無さ大湧出の佳作だ。もう観たくないけど。 (クワドラAS)[投票(2)]
男はつらいよ 寅次郎忘れな草(1973/日)★3 お嬢ルリ子様が、苦労人(「薄倖のヒロイン」は言い過ぎ)リリーを演じる。これを観ると「あぁ浅丘ルリ子っていいひとなんだなぁ」と思えてくる。☆3.6点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(2)]
バグダッド・カフェ(1988/独)★4 20周年記念ニュー・ディレクターズ・カット版を鑑賞。「ベガスのショーよりすごいぜ」とベガスのショーを見ることのない層の人間が言う映画。20年前でなきゃ分からない空気があるのも事実だが、20年前の俺には理解できなかったのも事実。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(1)]
青空娘(1957/日)★5 シンデレラのストーリーそのものだが、若尾文子の若さ、元気さで、シンデレラのような湿っぽさはまるで感じさせない。 [review] (青山実花)[投票(2)]
冬冬の夏休み(1984/台湾)★5 緑陰の美しさを忘れることはないであろう傑作。窓外はややきつめのハイキーに、家の中は白壁の温度感にあわせたローキーに、人の肌のみ適正露出に。これで夏の日差しと家の中をそよぐ風の動きが見えてくる。設定だけ決めて俳優の周りに確りと空間を作ってやればドラマが回るという目論みの確かさ。 [review] (ジェリー)[投票(4)]
博奕打ち 総長賭博(1968/日)★5 主要な登場人物たちが下す一生に一回あるかないかの人生の決断のつるべ打ちによって予測不可能な展開を見せる奇跡のように精妙なストーリーの流れ。鶴田浩二の黒紋付の肩の線が例えようもなく美しい。練達の照明技術に支えられた画面の彫りの深さに驚倒させられる。 (ジェリー)[投票(2)]
マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007/仏=中国=香港)★4 この映画とっても気に入りました。まず基本的に相も変わらずウォン・カーウァイのルックなのが嬉しい。『夢二』のテーマ(ハーモニカバージョン)まで流れるのだから恐れ入る。撮影者もダリウス・コンジという当代一の斜光の名手を招き豊かな光と色彩を獲得している。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
亀は意外と速く泳ぐ(2005/日)★4 日常の何気ない風景のむこうに何を想像するか? [review] (代参の男)[投票(1)]
ミルク(2008/米)★4 監督はミルクをゲイ活動家というだけでなく生き様的に尊敬しているのだと感じました。 [review] (夢ギドラ)[投票(3)]
銀嶺の果て(1947/日)★3 黒澤的単線構造の典型を実直な谷口演出で見せられたって最早見どころは無い。が、演出のやりたいことは良く解る。民謡の使い方など微笑ましい限りで、そういう部分は尊重したい。 (けにろん)[投票(3)]
ウルトラミラクルラブストーリー(2009/日)★5 ワイルド・アンド・チャイルド・アット・ハート。 [review] (Lostie)[投票(2)]
ダウト あるカトリック学校で(2008/米)★4 人間の奥底に漂う疑惑という概念より、俳優たちの火花のような演技を見る映画だろうか、構成が舞台劇的でシンプルということもありどうしても関心がそこに行ってしまう。 [review] (セント)[投票(2)]
稲妻(1952/日)★4 これも成瀬巳喜男らしく広げたプロットを全て広げっぱなしで閉じてしまい、問題が何も解決されない映画なのだが不思議と幸福感がある。中盤からはずっとニヤケっぱなしで見てしまった。まず、高峰秀子がどのシーンもとても可愛いので嬉しくなるが、ただ、本作の肝は母親役の浦辺粂子だ。彼女があの奇跡的な稲妻のカットを導く。 [review] (ゑぎ)[投票(6)]
母なる証明(2009/韓国)★4 「〈母性〉の牢獄」とかいくらでもそれっぽいキーワードで語れそうなのだが、しかしそんな安易なキャッチコピーは口に出した瞬間に陳腐化する。それだけの強度を持つ映画。 [review] (MSRkb)[投票(6)]
男はつらいよ 寅次郎かもめ歌(1980/日)★3 すがりつかれて「もし幸せにならなかったら承知しねぇ。いいな」。父性愛にも炸裂するダンディズムがたまりません。 (もーちゃん)[投票(2)]
私がクマにキレた理由〈わけ〉(2007/米)★3 ニューヨークでウエストサイドとイーストサイドが今でもあれほど差があるのか前時代的だとも思いましたが、ライフゾーンもそうだが子守から見たセレブの世界がただ卑しいだけでげんなりしたのも事実です。 [review] (セント)[投票(4)]
汚れなき悪戯(1955/スペイン)★4 なかなか心底からは信じ切れない映画内の「無垢」というものが信じれるような気がするのは、作り手たちの信仰に偽りが無さそうだから。そして、無垢と表裏の何かが現れたかのような終盤部の映像表現は真に衝撃的。パブリート坊やの素直な演技も好感。 (けにろん)[投票(1)]
インスタント沼(2009/日)★4 崩れ落ちる日常の調和の中で、必死に飛び石ジャンプ。 [review] (ヨカモト)[投票(2)]
転々(2007/日)★4 コント的会話のまったり感が心地いいし、いい旅夢気分〜東京下町風景〜なのんびり感に癒される。でも月光仮面?がビル屋上から飛び降りた時点で「ああ、やっぱり夢気分で観てていいんだなと」そう確信すると全てにおいてツッコミ不要の楽ちんな精神状態に。細部の描写はやけにリアルなのに鑑賞後はファンタジーを観たとしか思えない。 [review] (クワドラAS)[投票(2)]
狂った果実(1956/日)★2 女をめぐっての兄弟喧嘩が生な感情を表出せず鬱屈するジメジメ感は、中平のキザな技巧のもとで湘南の陽光とこれ見よがしに対比される。慎太郎描く無軌道の耐えられない軽さ。キザの相乗効果は哀しいことに枠内で安住してる。 (けにろん)[投票(1)]