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[コメント] 下衆の愛(2015/日)

映画とは青くさく、映画屋とは胡散臭くさいものだ。野放しの表現欲は、だらしのない性欲のように制御不能なのだ。とにかく下衆なのだ。下衆の愛ほど、はた迷惑なのもはなく、純粋なものもない。だから人はしばし世間を忘れ「下衆」に浸るために映画館へ足を運ぶ。
ぽんしゅう

品行方正、清廉潔白な奴に映画など撮れるわけがない。人生に対して斜に構え、人をたぶらかし、怒ったり、泣いたり、笑ったりさせて自己顕示欲をみたそうなどいうのは、おおよそまっとうな人間がすることではない。そんな下衆野郎が作った絵空ごとを、映画好きと称して面白がっている私も、まあ誉められた人間ではない。

そうです。私も下衆な野郎です。だから内田英治監督の自虐ネタは、スクリーンから飛び出し私の下衆魂を心地良くくすぐりマゾヒスティックな快感を呼び起こすのです。映画ばかり観ていると、まともな大人になれないぞと言われ続けて、大人になった私が言うのだから間違いないです。

このまま忘れ去れるのは、もったいない映画なので★印、四つ!

(評価:★4)

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