[コメント] 恋のロンドン狂騒曲(2010/米=スペイン)
アンソニー・ホプキンスの狂い咲きSEXと、ジェマ・ジョーンズの依存的自己防衛。時間を持て余す老人ほど面倒なものはない。額に刻まれたナオミ・ワッツのミミズシワと、醜くたるんだジョシュ・ブローリンの腹を哀れみつつ笑うサディズム的快感。
本編で「黒い背の高い男(“Tall Dark Stranger”)は突然あらわれる。誰もがいつか死神に出会うのだ」というような意味の邦訳がありました。この映画、老境に達したアレンが「現役世代」をあざ笑う、ダークな居直り話に(私にも)見えました。(ペペロンチーノさんのレビューを読んで追記)
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