[コメント] 風の中の子供(1937/日)
感覚的にだが7〜8割のシーンで、奥行きを活かした人物の移動がある。画面の奥へ奥へ、あるいは奥から手前へと頻繁に動く子供たち。その繰り返しが活き活きとした日常感を生み、子供たちの心の動きが画面を通して伝わり始める。この徹底ぶりに清水宏の技を感じる。
(ぽんしゅう)
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