[コメント] 秋刀魚の味(1962/日)
すべての男は寂しがり屋である。「最後はひとり」という宿命に気づいた男たちの哀愁が立ち込める。昭和の前半を生き抜き晩節を迎えんとする男の焦燥と愛惜を描いて、黒澤の『生きる』と双璧をなす傑作。そして、静かなる怪優笠智衆の快心作。
(ぽんしゅう)
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