[コメント] 夢(1990/日)
幽玄の趣を漂わせる「日照り雨」や「桃畑」の格調の高さから、「雪あらし」「トンネル」と異界が日常に接近するにつれ話しが俗っぽくなり始め、「赤冨士」「鬼哭」の没世界観にいたっては理屈が先行し、大仰な画作りと内容の齟齬は漫画的陳腐さすら漂わせ退屈。
(ぽんしゅう)
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