[コメント] あばよダチ公(1974/日)
全共闘運動から連合赤軍へと至る同志幻想から抜け切れぬように、松田優作と加藤小夜子を囲むダチ公たちはどこまでもストイックに連帯を堅持する。破滅を巧妙に避ける神波史男脚本は60年代に成し得なかった政(性)治への未練とも理想ともとれる。
(ぽんしゅう)
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