[コメント] 重役室(1954/米)
元祖・カメレオン俳優、フレドリック・マーチ。本作品では野心家で冷徹、かつ頭のキレる財務担当役員を見事に演じており、他作品での彼とは別人のようだ。
冒頭で急死する経営トップの行動が主観的ショットで描かれ(つまり、人物そのものは姿映らない)、その後も回想シーン等で登場はさせず、登場人物たちの会話の端々で、どういう人物だったかが徐々に観客に伝わってゆくという映画の語り口も面白い。
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