[コメント] 座頭市海を渡る(1966/日)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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大映京都らしからぬスタイリッシュかつ無国籍アクション風味の時代劇を連発した池広一夫は、もっと評価されて然るべき映像作家だと思う。今回も十八番である西部劇テイストを存分に発揮。馬を駆って村を襲う山形勲率いる悪党一味なんて、西部劇のならず者集団そのものである。誰一人として助太刀に出てこない村の中で繰り広げられる座頭市と悪党一味とのゲリラ戦は、戦場のような迫力と臨場感に満ちた映像に仕上がっている。
安田道代に諭されて、親が止めるのを聞かずにその戦いに飛び入り参加した若者、東野孝彦。しかし、出てきた途端に殺されてしまう・・・。親の言う通り、市ちゃんに任せとけばいいのに・・・。
脚本を手掛けた新藤兼人の趣味なんだろうか、「性への関心」を連想させるシーン(男の子と女の子が裸で水遊びする)が挿入されていて、変な気分にさせられた。
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