原題The Fucultyから察するに、学校の教職員たちを皮肉った映画なのだと思ってみてた。確かに、学生の頃は気付かなかったけど社会人になって思い返すと「あの先生、宇宙人だったんじゃないか」ていうぶっ飛んだ先生たまにいたな。

こういう共通意識って多分アメリカにもあるんだろう。『MIB』でもウィル・スミスが初めて職員としてMIBを訪れた際に、監視されている宇宙人の中に高校のときの先生がいて「確かにあの先生みんなから宇宙人（金星人だったかな）だっていわれてたんだよ…」なんて描写があった。

そういう教職員＝宇宙人ていう現実への皮肉を織り交ぜながらも、さすがロバロド、馬鹿馬鹿しさや適当さを大量投入、厳密さや科学的検証などを大幅削減し、B級SF映画とはこういうものだ、とばかりに潔く仕上がっている。

…どう好意的に見ても★３つ以上にはならないけど（笑