[コメント] イントゥ・ザ・ワイルド(2007/米)
現代の出家物語。
犀の角のように、ただ独り歩め。
孤独であること、捨てること。
どこか仏教的な視点を感じる。
この青年の思想云々より、どんな人とも優しく暖かく向き合おうとする姿勢に感動した。この青年は頭がいい。人一倍の自立心と繊細な心。明るく誠実で行動力があり、笑顔を絶やさずどんな人とも分け隔てなく接する優しさもある。それでいて孤独を恐れない。彼と出会う人がみんな暖かい気持ちになる。少し物事を突き詰める性格が結果的に仇になったかもしれないが、こんな太陽のような男に心底憧れる。
人と人とが触れ合い、言葉を交わし、感情を共有する事のかけがえのなさ。
自分を信じて、人間として良心を持って生きていきたいと思わせられた映画でした。
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