[コメント] 夏至(2000/仏=ベトナム)
カメラが捉えるのは生命の生み出す様々な「曲線」。故スタンリー・キューブリックに見せてやりたい映画私的ナンバー1。
ルー・リードってかヴェルヴェット・アンダーグラウンドって現役の頃は「都会の夜を歌う」なんてイメージで語られてたのに思いっきり「ベトナムの朝」にマッチしてるんだもんね。そうかといって名曲「サンデー・モーニング」はちゃっかり外して来るとこなんか嬉しくなるセンスです。
ストーリーは確かになんでもないんだけど「パパイヤ」よりは題材の取捨選択が格段に巧くなっていると思いました。人間関係が複雑&顔の区別がつかないってのはあったけど。
「曲線」=卵、部屋の鏡の形、鉢植えの植物たち、そして妊婦のお腹。
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