[コメント] 國民の創生(1915/米)
『ミシシッピー・バーニング』とは異なるKKKを楽しもう。
しかし何と言ってもリリアン・ギッシュにはそそられる。なんかいやらしい感じ。悶々とするこの雰囲気。この大女優の存在が映画創世記を支えている。荒れた画面の中でうごめく彼女の存在感に何か不思議な吸引力を感じるよなあ。芸術っていうのはこういうことを言うんだろうなあ。『八月の鯨』の時も「すげ−ばばあだなあ」と思いましたが、これほど歴史の重さを伝えてくれる女優もなかなか生まれないだろうなあ。若い頃ナマで会えたら卒倒してしまっただろうなあ。
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